ココロミ
すり鉢とすりこぎでコーヒー豆を粉砕
「間違えてレギュラーコーヒーの粉じゃなくて豆を買ってきてしまった」
といったような文を以前にYahoo!知恵袋で見た。
すり鉢を使って粉にできることは別記事で見て知っていたけれど、これまでやったことは無かったのでやってみた。
準備
今回欠かせないのは、すり鉢とすりこぎ。
左の写真のような、よく見るタイプを使用した。
「薬研(やげん)」があれば是非使ってみたかったけれど、コーヒーミルを買うよりも高くなってしまうので断念。
ミルよりは安く手に入る。
焙煎豆は買っておいたものを使った。
今回は10グラムほど使用。
このスプーン1杯でおよそ10グラム。
すり鉢とすりこぎでコーヒー豆を粉砕
すり鉢にコーヒー豆を入れる。
ざらざらー。
すりこぎを使い、鉢に押し付けるようにして豆を潰していく。
ぶちぶち。
豆を潰す時には鉢の外に飛び散ることがある。
手を被せるようにしながら潰すと、少し飛び散るのを防ぐことができる。
小さい鉢だからこそできる。
豆の状態のものが残ると以降の作業で挽くことができないので、豆が無くなるように丁寧に潰していく。
地道な作業が続く。
全ての豆が割れた状態で、
正直ここまででも疲れる……。
すり潰すように、すりこぎを動かして粉砕していく。
ごーりごり。
動画版
こんな感じになりました。
潰し始めてから20分。
微粉が多いので、茶漉しで掃っておきます。
微粉を取り除く。
やっとここまで漕ぎ着けました。
中挽きくらい。
コーヒーを淹れる。
カセットフィルターを使い、コーヒーを淹れてみます。
フィルターに粉を入れ、
ざらざらー。
少量の湯で蒸らし、
粉全体が湿る程度に。
抽出を始めます。
湯は分けて注ぐ。
抽出が終わったら、フィルターを外して完成です。
完成!
岩を使うよりかは簡単だけど……
淹れるまでに結構な時間がかかりました。間違って豆を買ってきてしまって「ミルを買うのはもったいない……」という場合には使えるかもしれないですけれど、何度も使う場合にはコーヒーミルを使った方が手間も時間もかからなさそうです。あと、茶漉しで微粉を取り除く過程があるので、豆は多めに準備すると良いかもです。