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アウトドアでコーヒータイム

ブログに載せたこの漫画を実写化してみよう。

それが今回のきっかけでした。


準備

今回の課題は、「コーヒー器具を一切使わずにコーヒーを抽出する」というもの。

その制約に従って材料と道具を準備してみた。

まずは1コマ目にある三角巾。
薬箱に保管しているものは薬品の臭いが移っていたので、新しいものを買ってきた。

色は白が良い。

焙煎豆は買っておいたものを使った。
今回は30グラムほど使用。

豆は多めに使う。

そして、2コマ目の岩2つ。
両方に平らな面があると豆を潰しやすい。

花崗岩

鍋と

おなじみミルクパン。

水と

約400ml使った。

火(熱源)。

カセットコンロ


三角巾でコーヒー豆を包む

三角巾を広げ、おおよそ中央に焙煎豆を置く。

ざらざらー。

一番長い辺を下にして頂点に向けて二つ折りにする。

折る。

豆がこぼれないように気をつけながら折っていく。

さらに折る。

もっと折る。

まだまだー。

こんな感じに折ると、鍋で煮る時に手で支えやすいです。

いよっしゃー。


叩く。

岩の上に先ほど折ったものを載せ、もうひとつの岩で豆を入れた部分を叩きます。
写真ではテーブルの上でやっていますが、硬い地面の上でやったほうが良いかもです。

打つべし打つべし。

叩くだけでなく、ときどき臼のように磨ってみる。

ごりごり。

三角巾を広げてみる。
豆の状態のも少し残ってましたが、ほぼ全て砕くことができました。

これはこれは結構な粗挽きで。


煮る。

いよいよ抽出。
鍋をコンロに置いて、

鍋 on コンロ

水を入れまーす。

だばだば~。

先ほど折った三角巾(豆の比重が高いほう)を水に浸して、

浸す。

点火!

三角巾に燃え移らないように支えてね。

粒の粗さから濃厚なものは無理だと判断し、コーヒーの色に少し染まったなと感じた時点で……

すこーし茶色に。

火を消しました。

消火。

消火時にはこんな色のコーヒーも、

これはお茶ですか?

5分待てばこのくらいになります。

いいえ、これはコーヒーです。


完成。

カップに注いで、

金属製のカップを用意。

完成です。

できあがり。


あっさりとしたコーヒーに

準備に時間がかかりましたが、やっとここまで辿り着くことができました。今回は非常にあっさりとしたコーヒーになりましたが、豆を挽く工程を丁寧にやれば味の幅は広がるでしょう。水とコーヒー粉(そのまま)を入れて煮沸した後に濾過する方法を採れば、上記のやり方より短い時間で抽出できるかも。
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